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コラム

韓国の大学入試がスマートグラス不正を刑事告発へ。持つだけでその回は無効

教育部の2026年10月29日の対応計画。11月19日の修学能力試験では、試験中に掛けるとその回が無効で翌年も受けられない。持っているだけでもその回は無効。停止を1年から3年にするのは法改正の案だ。

Naoki ·

韓国の教育部は10月29日、大学修学能力試験でスマートグラスを使った不正への対応計画を出した。試験中に掛けると、その回は無効になり、翌年の受験資格も止まる。持っているだけでもその回は無効だ。計画はさらに、刑事告発と、受験停止を3年へ延ばす法改正を進める。

修学能力試験は、韓国の大学入試の共通試験だ。2027年度入学の回は、2026年11月19日に実施される。

掛けると翌年も止まる。持つだけでもその回は無効

2026年7月に、2027年度入学の試験へ持ち込めない品としてスマートグラスを明記し、ケースごとの扱いを案内している。10月29日の計画は、その扱いをそのまま置いている。

試験中にスマートグラスなどの機器を使うと、掛けている場合も含めて、その回は無効になり、翌年の受験資格を失う。会場へ持ち込む、または持っているだけなら、その回が無効になる。監督が確認を求めて拒むと、審議のうえで、その回の無効と翌年の受験停止がありうる。

文字を出すだけのメガネも、確認の対象に入る。

刑事告発を含む厳しい対応と、受験停止を長くする措置は、修学能力試験だけでなく大学の個別入試にも今年から同じように使えるよう、大学へ勧めるとしている。

刑事告発は方針で、3年停止は法の改正案

計画は、スマートグラスを使った不正を、故意に計画して国家試験の運営を妨げるものとして見る。偽計による公務執行妨害(だまして公務を妨げる罪)や業務妨害で刑事罰までいけるよう、告発や捜査の依頼で対応する方針だ。携帯電話で組織的に解答を送り合った事例では、懲役8月、執行猶予2年の判決がある(2005年)。

受験資格を止める長さは、高等教育法第34条第5項が決めている。不正をした人はその試験が無効になり、試験の年の翌年1年間、受験できない。教育部は、この1年を3年へ延ばす案を進める。3年は、まだ条文になっていない。

見分けは会場の担当と状況室が引き取る

今回の試験から、会場ごとに1人、スマートグラスかどうかを判断する担当を置く。必要なら試験室を見回る。迷ったときは、会場の学校から市・道の教育庁の状況室(当日の連絡拠点)へ、さらに教育部と韓国教育課程評価院(試験を実施する機関)の状況室へつなぐ。真面目に監督した教員が責任を問われたり不利益を受けたりしないよう支える、とも書いている。

電波で機器を探す検知器は、専門機関が開発しているものを点検し、翌年の試験会場へ置くかを検討する。

公平さを守る対応として、持つだけでその回を無効にする厳しさは分かる。文字だけのメガネも会場には持ち込まない。計画が扱うのは試験会場だ。3年の停止は、法律が変わるまでは今の1年のままだ。

Naoki

スマートグラスの実体験や使い方を発信しています。

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