コラム
Rokid Glassesにヘッドアップ表示が来た。頭の上げ下げで情報が出る
2026年10月30日のHi Rokid 1.16.0。対象はいまのRokid Glasses。アプリは1.2GBで、本体システム1.28.016が要る。

10月30日、Rokidのアプリ Hi Rokid 1.16.0 が、Rokid Glassesにヘッドアップ表示を足した。頭を上げるか下げると、グラスがそれを検知して、関係する情報を自動で出す。アプリの大きさは1.2GBで、動かすには本体側のシステムが指定の版まで上がっている必要がある。
毎日かけるなら、通知と翻訳はEven G2のままでいい。Rokidは、その場を写真や動画で残すときに開く。今回の更新は、そのRokidにも、頭を動かして情報を出す操作が入った。
上げると出て、下げると引っ込む
配布ページの説明は、ヘッドアップ表示の導入として書かれている。グラスが頭の上げ下げを検知し、関係する情報を自動で表示する。案内の場所はユーザーガイドの Head-Up Display で、括弧で対象に指定されているのは Rokid Glasses だ。
Even G2は、視線そのものではなく頭の角度で文字を出している。Rokidの今回も、上げ下げの検知で情報を出す。テンプルを毎回たたいて出すより、手は少なくて済む。
頭の角度で表示を出す使い方は、Even G2との比較に書いた。今回のRokidは、その入口に寄った。
更新が重いのは、アプリと本体の両方だ
1.16.0のファイルサイズは1.2GBだ。公開日は2026年10月30日で、注記にはこの版の条件がある。グラス本体のシステム YodaOS-Sprite(Rokid Glasses上の基本ソフト)が「1.28.016-20261029-150201」でないと、このアプリは動かない。アプリを入れただけでは、表示は始まらない。本体の更新が別にある。
ここが時間を食う。配布ページは、AIグラス用のアプリを App Store か Google Play から取る、と案内していて、アプリ自体は無料だ。通信と充電が取れるときに、1.2GBのアプリと本体のシステムを続けて入れた方がいい。入れたあとの案内は、ユーザーガイドの Head-Up Display にある。
同じ更新で、撮影前の確認も増えた
同じ版の1番目は、写真のプレビューと、インターバル録画(一定の間隔で撮る機能)だ。声でも操作でき、設定の場所は Settings、App Services、Imaging の順にある。プレビューは、シャッターの前に写る範囲を見るためのものだ。3番目の Instant Sync は、新しい写真をスマホへ自動で送る。オンにする場所は Settings の Imaging Settings だ。
撮る前の確認が、スマホを取り出してからではなく、グラス側で少し先に進む。カメラが載っているのは、毎日のEven G2ではなくこちらだ。通知を文字で読む日と、両手を空けて残す日は、いまも分けていい。
これはGlasses 2ではない
10月27日に中国で出た Glasses 2 は、別の製品だ。グローバル版は CES 2027 だと、RokidのGlobal GMが書いている。1.16.0のヘッドアップ表示に括弧で付いている名前は、いまの Rokid Glasses だ。新しい型番を待たなくても、上げ下げの表示はこちらに入る。
すでにRokid Glassesを持っていて、情報を見るたびにテンプルへ手をやりたくない人には、この更新が近い。更新そのものは長い。1.2GBのアプリと、本体システムの版を先に見てから入れた方がいい。毎日の文字はEven G2のままにして、撮る日だけRokidを開いてもいい。

Even G2
Rokid Glasses