コラム
Xiaomiの音声グラスは99.99ユーロ。文字は出さず充電はUSB-C
フランス公式の購入ページは99.99ユーロ。型番MJSSO20FC。本体40g、レンズなしの比較表は33.4g。アプリはなく、録音の欄は空だ。レンズに文字を出す仕様は書いていない。

Xiaomiの公式ストアに、スピーカー付きのグラスが置いてある。フランスの購入ページは99.99ユーロで、NEWの表示が付く。型番MJSSO20FCは、フランスとグローバルの仕様ページにある。ドイツの公式製品ページも、同じ製品名で40gと、レンズを外した33.4gの比較表を載せている。
公式ページが説明しているのは、再生と通話と充電だ。レンズに文字や通知を出す解像度は、書いていない。耳を塞がないスピーカーを、度付きにできるフレームへ入れたグラスだ。
再生10時間、通話7時間、充電はUSB-Cの2時間だ
グローバルの製品ページは、満充電で再生10時間、通話7時間、一般的な使用24時間、待ち受け11日と書いている。数値はメーカーの実験室条件で、再生の大きさと、つなぐ機器で変わる、とも注記がある。充電はどのUSB Type-Cでもよく、0%から100%まで同じ条件で2時間だ。
仕様の同梱は、右テンプル、左テンプル、取り外せるフレーム、充電ケーブル、クロス、ポーチ、説明書、保証書だ。フレームの替えは別売りで、度付きレンズは普通のメガネと同じ手順で後から入れる、とページは書いている。
スピーカーはSLS0820という超音波スピーカーで、空気で伝える方式だ。耳を塞がないので、周囲の音声と再生を同時に聞ける、とページは説明している。通話の漏れは、逆相の波形と遮音の膜で抑える、ともある。掛け外しは6つの検知点で見て、外すと再生が止まり、掛けると戻る。
40gと33.4gは、レンズの有無で並んでいる
仕様表の本体全体は40gだ。同じグローバルページの比較表は、レンズを外した重さを33.4gとしている。フレームはナイロンで、ヒンジは第一世代のクイックリリースだ。マイクは2基、Bluetoothは5.2だ。Fast Pairは非対応で、2台同時接続も非対応だ。アプリの欄は「Not supported」で、録音の欄は空欄だ。
比較表の隣にあるMijia Smart Audio Glassesは、別の世代だ。レンズなしの重さはPilot-Styleが32.3g、Browlineが32.4g、Titaniumが27.6gだ。マイクは4基、連続再生は13時間、通話は9時間、充電は約1時間、Bluetoothは5.4だ。アプリがあり、2台同時接続があり、録音の欄には周囲の音声、オンライン会議、通話、音声と映像の場面とある。
99.99ユーロで買えるのは、比較表のXiaomi Smart Audio Glassesの列だ。会議を残す機能や、グラス専用のアプリは、Mijiaの行に書いてある。
起こすのは、つないだスマホのアシスタントだ
タッチはテンプル側にある。右を長押しすると通話を拒否し、音声アシスタントを起こす。ページの注記は、アシスタントを起こすにはBluetoothでスマホとつながっている必要がある、と書いている。グラス自身のアプリはない。起こしているのは、スマホ側のアシスタントだ。
防塵と防水はIP54で、汗と飛沫を想定している。水のスポーツでは掛けないように、とも書いてある。
文字を読む毎日用とは、作りが逆だ
カメラも画面もない音声モデルを、カメラ付きより安い帯に置いたのがRay-Ban Meta Audioで、あちらは349ドルからだ。Xiaomiのこちらは99.99ユーロで、アシスタントはスマホ側に渡している。グラスに閉じた録音や翻訳は、この型番の表にはない。
毎日の通知と翻訳を文字で読むなら、スピーカーのないEven G2の側だ。Even G2は、外へ返すのが画面で、スピーカーはない。XiaomiのMJSSO20FCは、その逆で、返すのがスピーカーだ。音楽と通話を耳を塞がずに済ませたい人には、99.99ユーロのこの列が近い。会話を残す日や、レンズに文字を出す日は、別のメガネを見る。

Even G2
Mijia Smart Audio Glasses Browline
Mijia Smart Audio Glasses Metal Pilot
Ray-Ban Meta Audio